ペットを飼う前に・・・・
【飼う前に必要な6つのチェックリスト】
ペットとの生活を楽しくするためには、飼い主が適正なしつけや健康管理に努める必要があります。見た目のかわいさに惹かれて飼い始めたものの、お世話が大変で後悔したり、正しいお世話の方法が分からずにご近所から苦情を受けることもあります。こうした事態は、飼い主にもペットにも良くありません。ペットを飼う前に、もう一度自分が本当に飼えるかどうかを考えてみてください。正しい知識をもとに、一緒に考えてみましょう!
✅住まいはペットを飼える環境ですか?
ペットと安心して暮らすためには、ペット飼育可の住宅に住むことが絶対条件です。決められたルールを守り、周辺環境にも配慮しましょう。また、家族全員が合意し、動物アレルギーがないことが大切です。わんちゃん・ねこちゃんの平均寿命は約15年です。生活環境や家族構成の変化があっても、家族全員の合意があれば楽しいペットライフを送れます。
✅世話に時間と手間をかけられますか?
ペットを家族に迎えるなら、飼い主は食事や水の管理、トイレ掃除、生活空間の維持、散歩、ブラッシングなどに時間と体力を割く必要があります。子どもの希望で飼い始めたものの、数か月後には親が世話をすることもよくあります。ペットが成長したときの大きさや世話の手間を考慮し、飼うかどうかを検討してください。
✅寿命まで飼う覚悟はありますか?
わんちゃん・ねこちゃんの平均寿命は約15年です。その間、家族はペットを責任持って飼う必要があります。老衰や認知症になるペットも増えており、介護の心構えが求められます。ペットを飼う際には、このことを十分に考えてください。
✅一生にかかる費用を考えてみましたか?
ペットとの生活には、食費、生活用品(ペットシーツ、ゲージ、遊び道具など)、ワクチン代などの医療費がかかります。病気やけがによっては医療費が高額になることもあります。ペット保険を利用するなどの対策が必要です。ペットを家族に迎える際には、出費が増えることを理解しておきましょう。
✅近隣に迷惑をかけないように配慮できますか?
ペットを飼う際には、自分の満足よりも周囲の人に迷惑をかけないことが重要です。散歩時には糞を持ち帰るなど、マナーを守りましょう。特に集合住宅ではトラブルが起こりがちなので、ルールを守り、適切な飼育を心がけることが大切です。
✅飼えなくなったときのことを考えていますか?
飼い主の病気や長期入院、不慮の事故などで飼えなくなる場合があります。万が一の際に、代わりに飼ってくれる人を見つけておくことが重要です。責任が取れなくなったからといって、ペットを捨てることは犯罪です。「動物の愛護及び管理に関する法律」により、捨てた者は1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられます。